どうも、あるかりです。
今回は看護師学校養成所2年課程通信制(通信制看護学校)の実習についてお話します。
何日間の実習するの?
通信制看護学校の病院実習の期間は1科目に対して2日間です。
基礎看護学、精神看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、在宅看護論、統合
上記の8科目に2日間の実習なので、全16日間です。時期はバラバラなので、月に1科目だったり、2科目だったりと、人によって違います。
学校に入学し、ある程度授業が進行してきたら、実習資料(臨地実習要項)が届きます。
前回お話しした、紙上事例で合格し、面接授業が行われた後、実習が始まります。
この実習が始まる時期は学校によって違いますので、詳しくは各学校のオープンスクールや問い合わせにて確認をしたほうがいいです。
実習場所は?
病院実習の場所は学校によって違います。
私の行った学校は、学校側が生徒の住んでいる県内で探してくれました。
中にはどうしても、受け入れ病院がない県があり、その人は隣県の病院で実習を受けたそうです。
決まった実習先がないとこから、実習先での態度や評価が非常に大切になるわけです。
※過去実習生の態度が悪く、実習受け入れを断られたことがあったそうです。
実習メンバーは?
通信制看護学校は、全国各地から生徒が入学するため、生徒数が非常に多いです。
ですので、クラス全員の実習を一斉に始めることはできないので、グループに分けて実習を行います。
基本的には同県の者同士をグループにすることが多いと思いますが、私の行った学校では、隣県の生徒もグループに入っていることもありました。
しかし、メンバー内でも実習の時期がズレることもあります。
私は小児看護や精神科看護の実習は1人で実習を行いました。
実習では何をするの?
全日制の看護学校では患者を受け持ち、情報収集、アセスメント、看護計画の立案、実地をすると思うのですが、通信制の看護学校では、ほとんどが見学実習となります。
見学実習は見るだけで楽かと言われると、楽ではありません。
病院の特徴、看護師が行っている援助の内容、それらを実習後のレポートに記入しなければなりません。
実習前にしっかり事前学習を行い、如何に予備知識をつけておくかが非常に大切になります。
実習先の担当看護師も、実習に来ているのは准看護師経験の豊富な生徒として見ているので、援助の内容を詳しく教えてくれたりはしないと思っていたほうがいいです。
どうしてもわからないことに関しては、しっかり質問ができるようにしましょう。
評価は?
実習の評価は、実習先の担当看護師が行った後、学校が合否の評価をします。
実習のレポートについてはもちろんのこと、実習中の態度、清潔感なども評価項目に入っています。
評価の合否の発表はすぐには行われず、しばらく時期が過ぎてから、面接授業時に合否が発表されることがあります。
まとめ
通信制看護学校の実習は各科目2日間ずつ。
実習メンバーは同県でまとめるが、メンバー内でも実習時期がズレることがある。
実習場所は自県だったり、他県だったりと決まってはいない。(学校側が考慮して探してくれる)
実習の評価は実習先の看護師が評価したのち、学校が合否を出す。
実習の日数が2日間と全日制の看護学校とは違い、非常に短くなっておりますが、けして楽なものではなく、学ぶ意欲を持ち、挑まないと何にも学ぶことが出来ず、実習レポートを書くこともできません。
実習期間が短いがゆえに紙上事例がとても重要であり、その結果によって進級が左右されます。
通信制看護学校での敵は自分自身です。
頑張っていきましょう!!
では、また。
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